韓国アイドルを一眼レフで撮るって楽しい!【あくにゃんと新大久保で沸こう!現場05】
- 韓国アイドルを応援している人であれば、「一眼レフ片手にアイドルを追いかけるファンたち」の様子を見たことがあると思います。
もちろん、新大久保のアイドルにも、そういうファンはいますので、今日はアイドルを撮る楽しさと、注意点を書いていきたいと思います。
アイドルって撮っていいの?
- 韓国アイドルは、決められた場所やタイミングであれば撮影が可能です!
グループによっては、ライブ中に決められた曲のみ撮影可能なグループもあります。※アイドルの目を気遣ってか、フラッシュを使うのはNGなので気をつけてくださいね!例えば、アイドルが道端でビラ配りをする際には撮影がOKなので、ファンが一眼レフ片手に並走していますが、アイドル側もちゃんと目線をくれます。これは韓国の文化なのですが、たとえば音楽番組『ミュージックバンク(KBS)』の放送日には、入り待ち(出勤とも言う)が許されているので、ぼくも朝の3時から並んで推しを撮りました 。(笑)
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- ファン層も多国籍化しているので、中国人と場所の取り合いが発生しまして…まぁ、最前列は勝ち取りましたけど… その中国の方が、持ってきた脚立を後ろで広げだした時はガチすぎてビビりました。(笑)
一眼レフじゃなきゃダメなの?
- 現場でよく見る撮影器具は大きく4種類に分かれます。 ・一眼レフ ・ビデオカメラ(動画で撮る) ・デジカメ ・スマホ スマホでも撮影可能なのですが、一眼レフの特徴として、被写体(アイドル)とある程度距離がないと撮影ができないため、推しは結構後ろに下がってしまいます。というか、最前のガチ勢が撮影可能なフォトタイムが始まった瞬間に「下がって!」と半ギレして推しを引っ込めさせます。(笑)ファンの近くに来ようとして、笑顔で駆け寄ってきたアイドルが、「後ろに下がって!」って怒られていた時は笑いました。凹んでたよ?(笑)推しが下がってしまうと、スマホではズームをして撮ることになるので、結果として画像がボヤけてしまいます…。でも一眼ガチ勢に従うのがルールです、なぜか。 一眼レフの中でも、(一般的に言って)白色ボディのレンズを使っている方は、特にガチ勢なので近づかないようにしましょう…。
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- ※右上が「白レン」になります“大砲”と言われるほど重くてデカいカメラを持っている彼女たちは、なぜか推しを撮ることを『仕事』と言い、「きれいな写真を撮らなければいけない!」という使命感を持っています。なので、視界をさえぎられて、邪魔をされると、大変お怒りになります。 時にはラストの曲を聞かずに、撮影の場所取りに出ていってしまう人もいます…!推しを“見に”来ているのではなく、推しを“撮りに”来ているそうです。
苦労して撮った写真の使い道は…?
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- 一眼で撮る人の中には、自分が撮った写真をひたすらSNSにアップするアカウントを持っている人も多いです。ぼくも、一応あります。(笑)フォローもいいねもリツイートも自由ですし、むしろ喜んでくれるのですが、注意点がありまして、ここに掲載されている写真は、多くの場合二次利用が禁止です。もちろん勝手にグッズにすることや、販売することも禁止です。わざわざその注意事項をプロフィール欄に書いている人もいます。また、自分の写真だと主張するためにも、撮影者の名前やアカウント名が写真内に記載されている場合もあるのですが、その部分を消したり、トリミングして映らないようにしたりするのも禁止になります。気をつけてくださいね!
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- あくにゃんファン制作のスローガンそこまでして撮った写真は、スローガンや紙コップホルダーなどに使用され、誕生日の日に配られます。財力のあるファンだと、手鏡やカメラを拭くクリーナーを作る時もあります。 また、韓国の駅中やバス停にある広告に出すこともあります。ぼくはこの広告だけはやったことないので、いつかやりたいです…!
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- <Photo:Kosei Tanaka、Thumbnail design:Tatsuya Ago>一眼は、太陽の光に合わせて調整が必要だったり、推しの動きに合わせてシャッタースピードを調整したりと、初心者さんには少し難しいので、まずはスマホで撮ってみるのがいいかもしれません。さて、次回は新大久保アイドル特有の出待ちシステム「退勤」について書いていきます!それでは、みなさんも、推しと推しあわせに~ 分からないことや、聞きたいことがあったらぼくのSNSにコメントしてね!